一生懸命考えて、精一杯の勇気を出して決めたのに、あとからやっぱりやめればよかった・・と思うこと、ありませんか?大きな買い物、結婚などの人間関係、自己投資。いろんなシーンで決断を迫られたとき、後悔するかしないかは、決断をしたときの自分の状態によって決まります。この記事では、どうすれば後悔する確率を減らして大きな決断をできるのか、お伝えします。
この記事の内容
- あなたの決断を迫る、数々のトリック
- なぜ決断したのに後悔するのか
- 後悔しなくなる決断の仕方とは
心理的圧迫感をあおる、巷にあふれる数々のトリック
世の中には、人の決断を迫る宣伝文句、うたい文句が溢れています。
たとえば、
「今〜〜しないと損をする」
「〜〜しないと恥をかく」
「いつやるの?今でしょ」
「1年後もこのままでいいんですか?」
「もう〜人もの人が決断してますよ。あなたはしないんですか?」
などなど・・・
これらは、人にいま、購買意欲を持ってもらうための、マーケティング、セールステクニックです。
人の
「恥ずかしい」
「怖い」
「損をする」
「人から遅れるのは嫌」
といったネガティブな感情を刺激して、消費者に行動させようとしているのです。
こういううたい文句に踊らされて、大きな決断をしてしまったという方は多いのではないでしょうか?
もちろん、こういったコピーに興味をそそられて購買に至っても、全く後悔しない決断というのもありますよね。
では後悔する決断としない決断は、どう違うのでしょうか?
なぜ後悔するのか
大きな決断、たとえば家を購入する、結婚する、自己投資して何かを学ぶ、はたまた金融商品に投資する、といった場面で、思い切ってやった直後に後悔してしまったりすることがあります。
なぜこんなことが起こるのか?
それは、多くの場合、決断の際に自分の直感を聞かず、外的要因だけで決めていることが原因です。
なんか違和感あるけど、この人と結婚しなかったらもう次に誰とも出会えないかも・・・。
なんか違和感あるけど、この家を買わなかったら、もうこんなに条件にあう物件は見つからないかも・・・。
これが本当にやりたいことか分からないけど、とにかく何かやらないと前に進めないから、やったほうがいいかも・・・。
などなど。
本当は、心のどこかでこれでいいのかな?と思いながらも、それをやらなかったときに損をするかも知れない、手に入らないかもしれない、不幸になるかもしれない、という恐れから逃げるために決断をしているからです。
なので決断するときはかなり思い切ったことをしていると自分では思っているのですが、後からうじうじ考えて、「これでよかったのか」「やっぱり違うのでは」「やめればよかった」と思ってしまいます。
そして、自分の直感を聞かないということは、自分の価値観にあった選択をしていないという意味があります。つまり、長期的には自分の価値観とあっていない決断をするので、後から後悔してしまう結果になるのです。
後悔しなくなる、決断ポイント
では、後悔をしない決断は、どうやればいいのでしょうか?
それは、ネガティブな感情のときに決断をしないということ。
何か嫌な結果(不幸になるかも、損をするかも、など)が起こるかも知れない、という状態から抜けて、「これをすればこんなにいいことが手に入るかも知れない」「これを買えばこんなに幸せな未来が待っているかも知れない」という、ポジティブな結果を想像するのです。
もしそこで、明確にポジティブな結果が想像できない場合は、直感がやめろと言っているサインです。
逆に、鮮明にポジティブな未来が思い描けるならば、その決断をしても後悔をする確率がぐっと減ります。
この決断方法は、日頃からトレーニングして鍛えることができます。
例えば、コンビニでちょっと高めのスイーツが、普段より安くなっていて、買おうかどうか迷った場合。
大げさですが、ここで今日買わないと損と思うか、食べて幸せになっている自分を想像できるか。そういった小さな決断の際にこの癖をつけておくことで、大きな決断を迫られたとき、自分の声が聞こえるようになります。
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