仕事の悩み、キャリアの悩み、ビジネスの悩み。働いていると、悩みがつきないときがありますよね。
そんな時、読書に答えを求めるビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。この記事では、21年に渡る会社員生活の中で、管理職としての悩み、異文化で働くことの悩み、女性として昇進していくことの悩み、子育てと仕事との両立の悩みなどを経験した中で出会い、ヒントに満ちていると思った本を5冊ご紹介します。
現在悩んでいるあなたの力になってくれる本の数々、是非読んでみてください。
この記事の内容
- 悩んだ時に本が与えてくれるもの
- これからどう仕事をしていけばいいのか悩んだときに読みたい本
- 人間関係に悩んだときに読みたい本
- リーダーシップに悩んだ時に読みたい本
- 自分しかできない仕事って何?と悩んだ時に読みたい本
- 今の仕事のままでいいのか?と悩んだ時に読みたい本
悩んだ時に本が与えてくれるもの
どんな悩みでも、最終的には自分の中に答えがあります。とは言え、簡単に答えが出てくるなら、そもそも悩むこともないですよね。
そんなとき、本は第三者としての視点を与えてくれて、私たちのなかに化学反応を起こしてくれます。その化学反応によって、アイディアが沸いたり、新しい物の見方ができたりして、悩みを解決していくことができます。
これからの時代、どう仕事をしていけばいいのか悩んだときに読みたい本
思考のコンパス(山口周著)
先の見えないアフターコロナの時代、地図ではなくコンパスを持っていれば変化に対応しながら自分で選択できる、という意図で作られた対談をまとめた本です。経営者、哲学者、解剖学者、文化人類学者など、様々な分野の第一人者との対談を通して、多様な考え方の軸を手に入れられる本。
自分の頭で考えることが求められている時に、いきなり材料もなく最良のアイディアは出てこない方がほとんどではないでしょうか。多種多様な分野で活躍している人が、今どんなことを考えているのかを知ることにより、自分で考えるときの材料を手に入れることができます。
人間関係に悩んだときに読みたい本
人を動かす(デールカーネギー著)
良好な人間関係の構築の仕方を学ぶのに欠かせない古典。私たちが組織や社会で働くとき、人に影響力を与えずには、いい結果を出すことはできません。
この本には、人に好かれて、人の心を動かすにはどうすればいいのかということが、経験と洞察に基づいて書かれています。古い本ではありますが、現代の社会でも通用することがたくさん書かれています。
リーダーシップに悩んだときに読みたい本
坂の上の雲(司馬遼太郎著)
ビジネス本でなく小説ですが、さまざまな登場人物を通して、いいリーダーとはどういう考え方をしていてどういう行動を取るのか、また逆に悪いリーダーとはどういうことなのか、ということが、非常によく分かります。
また、組織の中での個としての人間の葛藤といったものも描かれており、自分はどういう人として仕事をしていきたいのか?生きていきたいのか?ということを考えさせられる本です。
リーダーシップに関するビジネス書は数限りなくありますが、私はこの本が一番リーダーシップを学ぶ上で参考になりました。
自分にしかできない仕事って何?と悩んだときに読みたい本
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」
(山口周著)
コーチングをしていると、「自分にしかできない仕事をしたい」と思っている方が多く来られます。これは自己実現欲求です。生活のために仕事をするという段階を超えて、自己実現のために仕事をしたい、だから組織の歯車ではなく、自分にしかできない仕事をしたい、という欲望が生まれるのです。
この本では、論理や努力だけでなんとかなってきたビジネスの世界に、美意識が持ち込まれてきている。その理由として、論理的情報スキルの限界とともに、自己実現欲求市場の登場が挙げられています。市場という外部のものさしから美意識という自分の内部のものさしに比重の転換が図られている。そういう世界では、より自分の内面や美意識、センスを掘り下げた人が、「自分にしかできない仕事」をいち早く見つけていけると思われます。
今の仕事のままでいいのか?と悩んだ時に読みたい本
働き方2.0 vs 4.0
「人生100年時代には、好きなこと、得意なことをマネタイズして生きていくほかはない」ため「残酷な世界」が来るという著者。その世界にそなえるために何ができるのか。
著者は、サラリーマンとして会社のために働く時代は終わり、一人一人が積極的に「ギブ」することが生きのびるための最適戦略だと言っています。そのために、会社に属していても、意識ではフリーエージェントとして自分自身のよい評判を増やしていくことが必要だということです。
副業解禁、リモートワークで働く環境が大幅に変わった今、今後どういう職業人生を生きたいかと考える人にとってヒントが詰まった本です。
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