なりたい自分になるBe Do Haveモデルってよく聞くけど、実際どうやるねん？という話

2番目のコンセプトは認識は投影ということです。自分の内面が外側の世界に映し出されているだけで、自分の現実に嫌なことがあるのは自分の中に何かがあるからそういう風になっています。投影は人間関係にも起こります。あとは状況や、人によってはテクノロジーが苦手でソフトウェアがうまく使えないのも投影かもしれません。とりあえず全てのことに投影は当てはまります。それを自分できれいにする、それは嫌なことが起こった時にそれを鏡と思って、自分の中に何かがあるからと“ここにうつっているのは自分の中の何なのだろう？”と考える癖をつけます。これが投影をきれいにする第一歩です。ここまでいくと、ある程度自分の土台がきれいになった状態で、どういう自分になりたいのか？を考えます。

例えば、巷で言われているお金持ちになりたい人がいてそこに波動を合わせないといけないから、お金持ちがたくさんいるところに行けば良いとかいう人がいます。ホテルに行って、そこでリッチ気分を味わうとか。そんなことをしてもお金は稼げないです。そういうことではないのです。欲しいものが手に入った時のことを頭の中でその状態を想像します。実際の世界に行って本当はそういう状況じゃないのに、わざわざそのような状況になったことを振る舞う必要はなく、自分の想像力を使えば良いのです。欲しいものが手に入った時の自分の感情なのです。

何でも良いのですが、たとえばある一定の年収が欲しいと思う時に、欲しいものはお金という紙ではなく、銀行口座の数字ではなく、それによって得られるものの相対です。究極を見つめていくと感情なのです。欲しいものに必ず感情が付随しているから欲しいのです。感情は幸せとか、充実感、満足感、充足感、喜びとか。感情はそのものが手に入っていなくても先に経験することができます。その感情を出すために何がトリガーになっているかを自分で自覚したら、年収がそこに行けなくても既に幸せな気分が引き出せます。自分でこれが欲しいからこのゴールに行く、その時点でそのゴールを持っている人になっています。

３つ目は、それを持っている人の特性（物質ではなく形容詞で表されるもの）を体現して生きることをすると、感情と特性が一致しているのでそれが在り方と同じになります。大きなゴールがあって、それが叶った時、自分がどういう人間になっているかすら想像できないくらいの大きなゴールだとしたら、自分のやりたいことを実現している人の発信を見たり、本を読んだり、その人のどういう特性に心が惹かれるのかを羅列して、上位に来ている形容詞を使って“私はこういう人になる”と決めます。それを常日頃見ながら、こういう特性を持っていたら今どういう行動をするだろうかと考えます。それが結構肝です。

４つ目は、エネルギーを整える前段階でネガティブな感情と思考を解放して書き換えるステップが必要になります。ある程度は自分でジャーナリングをすればできます。コアな部分はコーチングに来ていただくほうが早いと思います。

その感情に関わっているのが5番目のエネルギーを整えることです。感情だけではなく、体から出しているエネルギーです。体の状態にもよるし、女性の場合はバイオリズムにもよります。そこを整えておきます。少しでもネガティブなエネルギーがあると、自分の軸から外れたりするのでそこに敏感になることが大事です。自分の状態をチェックしておくことです。自分の感情や思考、エネルギーレベルに気づくこと、これをやっていただきたいです。